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テーブル

フランス

マホガニー材

1920年頃

横幅：130cm　奥行：110cm　高さ：64cm

アンリ2世様式のテーブルです。
変則的なH字型のストレッチャー(脚と脚をつなぐ横木)と四方の柱以外に中央にも柱が入っているところがその特徴をあらわしていますかね。
柱部分のねじったような装飾もこうしたデザインでは良く用いられるものです。
神殿を思わせるようなデザインがなんとも言えずかっこいいですね。

サイズも特徴的です。
天板のサイズだけからするとダイニングテーブルくらいの大きさがあります。
天板の高さがダイニングテーブルは70cm以上のもの、ローテーブル(コーヒーテーブル)は50cm前後くらいのものが多く、64cmという中間的な天板高であるところもポイントです。
これはフランスアンティークのソファセットにテーブルも付いたよりゴージャスなセットについているテーブルで見ることが多い天板高です。
特にアンリ2世様式(ルネサンスリバイバル・ネオルネッサンス)やルイ15世様式のお品で見ることが多いです。
こうしたお品は元々数が少ないうえに、セットでなく単品で見つけることはほとんどなく希少なお品と言えます。
オーク材のお品で見ることが多く、マホガニーのお品はさらに珍しいものと言えます。
コーヒーテーブルとソファの組み合わせでは天板高が低めと感じておられる方も多く、こうしたサイズは使いやすいと思います。
プチポワンアームチェアなどのサロンチェアタイプ(座面高が少し低めでクッションが沈むことで体が後傾するタイプ)と組み合わせられるお客様が多いですかね。

もともとは拡がる構造だったのですが、その機能が失われていて、天板の合わせ目のすき間にその名残を残すだけとなっています。
天板の中央が開いて拡張するタイプのフランスアンティークのテーブルは、拡張天板を収納する機能がついていないことや造りが粗末である(テーブルクロスをするため)ことから残っていることはほとんどありません。
天板に合わせ目のすき間とキズと虫くい跡がありますのでお写真でご確認ください。

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当店ではご注文後に商品のお手入れしております。
ぐらつきがないか、引き出しや扉の開閉チェックなど、経験豊富なアンティークのプロが丁寧にメンテナンスします。
お掃除やワックスがけ、足裏フェルトの貼りつけまで行いますので、受け取ったその日からお使いいただけます。
再販売されるようなプロの業者様も納得のメンテナンスですので、実用面でも安心してお使いいただけますよ。

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