80002

カップボード

イギリス

オーク材

1920年頃

横幅：94cm　奥行：43cm　高さ：173cm(天板高77.5cm)

左右非対称の収納部分のデザインが特徴的なカップボードです。
後脚にもツイストレッグが使われているところも素敵だと思います。
イギリスアンティーク家具らしい落ち着いたデザインと、本物アンティーク家具ならではの味わいも魅力です。
年代の若いお品では見かけることが多いですが、アンティークと呼べる年代のカップボードとしては小ぶりともいえるサイズもポイントです。

上部棚の背板は縦柱が4本も使われた、実用強度以上にデザイン面を重視した構造になっています。
全体に厚みのある板を使ってしまうと、棚部分の重量が重くなり義てしまい、ここまで細い脚では頼りなくなってしまうので、デザインだけを重視するのではなく長く使えるような工夫でもあると思います。
棚部分には細い溝が彫られていて、お皿などを立てて飾れるようになっています。
棚の上部分のヒラヒラの飾りとツイストレッグの曲線的なデザインと、他の部分の直線的なデザインとの対比も素晴らしいと思います。

カップボードの収納部分は上に引き出し、その下に扉が配置されていることが多いですかね。
こうした脚の長いタイプの場合は引き出しか扉どちらかのみで個性されることも少なくないです。
配置も構成もさりげなくも個性的であり、デザインでも大きなポイントになっていると思います。
引き出し前板と扉とのデザイン的な対比も面白いですね。
扉の方が大きいデザインになりやすいなと再認識させてくれました。
引き出し底板にも無垢材が使われ、味わい深い雰囲気です。

カップボードは飾り棚兼収納として定番的人気のお品です。
年代の若いお品も多いですが、それらはゴシック系(チューダー様式含む)のデザインが多いですかね。
アンティークと呼べる年代のお品はツイストレッグなどの同年代のアンティーク家具と合わせやすいデザインであるところが魅力だと思います。
経年による味わおなどを重視される方にもアンティークのお品の方がおススメですかね。
実際に店頭にお越しになるお客様のなかでも、味わいなどを素敵と感じられるお客様も多い印象です。
ケーキ屋さんで焼き菓子などを並べたり、カフェさんなどでお使いいただいたりなど、物販でも飲食でも店舗什器として人気のお品です。

上下に分割できるので搬入も問題ないと思います。
最上部にひび割れ補修とカケ、天板ニスハゲ、所々にニスの白化がありますのでお写真でご確認ください。

送料区分：Dランク　(家財便)
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商品保全上、複数個口でのお届けとなり、組み立てが必要になります。

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当店ではご注文後に商品のお手入れしております。
ぐらつきがないか、引き出しや扉の開閉チェックなど、経験豊富なアンティークのプロが丁寧にメンテナンスします。
お掃除やワックスがけ、足裏フェルトの貼りつけまで行いますので、受け取ったその日からお使いいただけます。
再販売されるようなプロの業者様も納得のメンテナンスですので、実用面でも安心してお使いいただけますよ。

掲載品はすべて店頭にてご覧いただけます!

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