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ローボード

イギリス

オーク材

1920年頃

横幅：122.5cm　奥行：46cm　高さ：52.5cm

比較的横長と言えるサイズのお品です。
100cm前後くらいのものをよく見るため、見た印象で言うともっと長いようにさえ感じます。
イギリスアンティーク家具としては明るめとも言える色は、オーク材の杢目の美しさを引き立てています。
無垢材の天板も味わい深い雰囲気ですね。

元々はコファーであったものをテレビ台などのローボードしてお使いいただけるよう、前側を開閉するように加工してみました。
シャツケース(スタッキングブックケース)のように扉を上方向に持ち上げて、本体(天板裏あたり)に扉を差し込むようにして開く構造になります。
配線を通せるように背板には直径4cmほどの穴をあけております。
コファーではありますが、強度確保のために現在は天板を上方向に開くことはできないようにしております。
当店で扱うアンティーク家具ではこうしたローボードやテレビ台と言えるようなものは基本的になく、それでいてご要望のお声をいただくことが多いお品です。
特にテレビ台としてお探しの方が多いですかね。
構造によってできる出来ないなどがあるため、他のお品でこのような加工はお受けできませんのでご了承ください。
扉にはアンティーク調の取っ手をお付けしております。

前面のカーテンのようなデザインはリネンフォールドと呼ばれるもので、イギリスアンティーク家具では伝統的とも言えるデザインです。
チューダー様式(ゴシック)に流行したのでおおよそ400年ほど愛されているデザインと言えますかね。
生地が折り重なったようなデザインの中でもその表現は様々で、中には簡素なものもありますが、リネンフォールドの中でも幾重にも折り重なった繊細な表現がされているものだと思います。
この部分のシャープさや立体感などによっても受ける印象は変わり、同じような意匠でもそれぞれに個性を感じます。
経年による使用感もアンティーク家具らしさを感じさせてくれますね。

置き場所としてこれくらいのサイズ感があった方が空間バランスとして良いという方には大変おススメのお品です。
横長であることを活かして何か長いものを収納するのも良いですよね。
このサイズ感であればこその存在感も魅力だと思います。
あまり無いサイズのお品をぜひご検討くださいね。

天板は全体にマットめなツヤになっています。
無垢材が多用されていることで、収縮によるすき間がありますが、実用強度上は問題ないとお考え下さい。
天板にニスハゲとシミと少しの反り、前面のパネル部分と背板に合わせ目のすき間がありますのでお写真でご確認ください。

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当店ではご注文後に商品のお手入れしております。
ぐらつきがないか、引き出しや扉の開閉チェックなど、経験豊富なアンティークのプロが丁寧にメンテナンスします。
お掃除やワックスがけ、足裏フェルトの貼りつけまで行いますので、受け取ったその日からお使いいただけます。
再販売されるようなプロの業者様も納得のメンテナンスですので、実用面でも安心してお使いいただけますよ。

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