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テーブル・チェア6脚セット

フランス

オーク材

1910年頃

テーブル 横幅：150cm(拡張時265cm)　奥行：101.5cm　高さ：78.5cm
チェア 横幅：49.5cm　奥行：55cm　高さ：99.5cm(座面高49cm)

猫脚スタイルのドローリーフテーブルとダイニングチェア6脚のセットです。
フランスアンティーク家具らしい華やかというか、可愛らしいデザインですね。
本物アンティーク家具ならではの経年による味わいも魅力です。

テーブルは曲線的な天板形状も魅力です。
曲線的な起伏と鋭角な起伏とのデザインのバランスも素敵ですね。
天板の四隅部分が強いカーブを描く円弧になっているのもかわいいですね。
少しの差ではありますが、天板に厚みがあることで天板ふちの丸くなったデザインの曲線が緩やかで高級感と優雅さを演出しています。
拡張天板を閉じている状態のときに一つの円弧のようになっているのも素敵ですね。
天板下の幕板や脚部分の彫刻も素晴らしいです。
脚や幕板部分のふちが少し盛り上がったようになっているのも良いですね。
非常に細やかな彫刻でこの部分見るだけでも良いお品であることがうかがえます。

ドローリーフテーブルは当店で扱うダイニングテーブルとしては定番と言えるものです。
大天板の下にある拡張天板を水平方向に引きだすだけで拡張できます。
拡張天板は少しせり上がりながら出てくる構造(拡張天板を支える横棒の厚みにテーパーがかかっている)のため、片側だけを拡げても問題なく使えます。
フランスのドローリーフテーブルは大きめのものが多く、閉じたときは150cm前後くらいで拡げると240cm前後か270cm前後のサイズのものが多いです。
イギリスのドローリーフテーブルは拡げて150cmほどのものが多く、フランスのものがいかに大型かがわかります。
拡げて使うときはテーブルクロスをかけるため、拡張天板は天板の杢目がシンプルになったものが多いのもフランスのドローリーフテーブルの特徴です。

杢目を活かしたテーブルの天板デザインも魅力です。
こうした幾何学的な模様を作り出す技法は、パーケットリーとも呼ばれ、フランスのダイニングテーブルではしばしば見かけるデザインです。
平面であることで、間延びしたような印象になりがちな天板部分も、こうすることで何とも言えない魅力が出ますね。
細かな四角で構成され、杢目の向きが縦横交互になったモザイクのようになっているのも素敵ですね。

神は細部に宿るとも聞きますが、手抜かりのない美しさがあるように思います。

ダイニングチェアもフランスのお品としては定番的なデザインとも言えるものです。
4本の柱が3つの長丸型の空間を生み出し、笠木(背もたれ上部の横木)部分の彫刻も美しいですね。
貝殻と植物をモチーフとしたフランスアンティーク家具らしい華やかさがあります。
かといって華美になりすぎないほど良いデザインバランスのお品だと思います。
座枠の前面にも彫刻がされているのも素敵ですね。
後脚が円筒状というか丸くなっているところや、座枠の角が丸くなっているところも良いですね。
前脚部分にはテーブルと同じ彫刻がされていて、セットならではの統一感があります。

年代が若いめの同じようなお品と比べると、いかに良いお品であるかはご理解いただけるかと思います。
アンティークと呼べる年代のものは常に探しているのですがなかなか見つからないのが実情です。
是非この機会にご検討くださいね。

チェアは座面張替済です。
天板にキズがありますのでお写真でご確認ください。

送料区分：Eランク+宅配便3個口
送料例：関西および愛知県 35,440円・東京都神奈川県など関東 36,440円・福岡県 40,440円

配送について詳しくはこちらをご覧ください。

当店ではご注文後に商品のお手入れしております。
ぐらつきがないか、引き出しや扉の開閉チェックなど、経験豊富なアンティークのプロが丁寧にメンテナンスします。
お掃除やワックスがけ、足裏フェルトの貼りつけまで行いますので、受け取ったその日からお使いいただけます。
再販売されるようなプロの業者様も納得のメンテナンスですので、実用面でも安心してお使いいただけますよ。

アンティークフレックス
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