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 最上部もアカンサスの彫刻、中央にはそれを少し抽象化したような彫刻も。
 こうした彫刻の立体感も魅力と言える。
 
 
 
 
 
   
 引き出し部分は、取っ手代わりとしての役割もあり、デザインと実用性を兼ねている。
 グリーンマンはケルト神話などの精霊信仰によるものではあるが、詳しい神話などはほとんどないそう。
 紀元前からの文化を今に伝える、非常に長く用いられているモチーフである。
 
 
 
 品番 |  |  
55384
 |  | 品名 | 
|---|
 |  
ライティングビューロー
 |  | 原産国 | 
|---|
 |  
イギリス
 |  | 材質 | 
|---|
 
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オーク材
 |             | 年代 |  |  
1880年頃
 |  | サイズ | 
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 |   
横幅:92.5cm 奥行:50cm(拡張時82cm) 高さ:114cm(デスク高75cm)
 |  | 商品について | 
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        |  
グリーンマンなど各所に素晴らしい彫刻が施されたライティングビューローです。
 流麗なアカンサスの彫刻の中に、グリーンマンが調和していますね。
 こうしたダークカラーに精霊などの彫刻が施されたアンティーク家具はイギリス北部などで見つかることが多く、このお品もそうしたお品の一つです。
 こうしたお品は年々見つかりづらくなっていて、数年に一台見つかるかどうかくらいでしょうか。
 
 グリーンマンとはヨーロッパでは伝統的と言える長い歴史を持つモチーフで、アニミズム(万物に精霊が宿るという信仰・日本神道も類似)によるものだと言われています。
 起源は古代ローマ、さらには古代エジプトにさかのぼるとも言われほど歴史があるそうです。
 ロマネスク建築やゴシック建築になるとグリーンマンが見られるようになるので、モチーフとして使われだすのは11世紀や12世紀頃でしょうかね、数百年の歴史があることになります。
 グリーンマンは広くヨーロッパ全体に見られるそうです。
 各地の原始宗教に起源を求めるほどで、唯一解などは無く、詳しくは個人の想像の中で楽しんでくださいね。
 どことなくゆるかわな雰囲気から猛々しささえ感じるような怖いお顔まで、彫刻の雰囲気は様々です。
 彫刻はアンティーク家具の魅力の一面であると思います。
 グリーンマンが施されたアンティーク家具自体が数の少ないものですが、見比べてみるのも面白いですね。
 イギリス北部やウェールズなどに見られるケルト文化もアニミズムを持つ文化だそうです。
 再生や魂の循環を表しているのだとか。
 森の精霊(だと思う)に再生の意味を持たせること自体、その長い再生サイクルを口伝で伝えた伝統の上に成り立っている、古代の文化の成り立ちにさえ想像が及んでしまいました。
 アンティーク家具が実用品であり、お部屋の雰囲気を変えるインテリアであり、その時代に思いをはせるきっかけでもあるのかもしれないですね。
 こんな風に想像を膨らませてくれるのも、デザインやアンティーク家具が長い歴史の上にあればこそでしょうね。
 日本だと神様には性別がありますが、グリーンマンは男性なんですかね、性別は特にないんでしょうかね。
 この国の祖先と同じような考えから作り出されたと思うと、少しグリーンマンさんに親近感を覚えますね。
 敬称が「さん」で良いのかさえ分からないですが。
 
 お品としては引き出し底板や背板などにも無垢材が使われた、非常に重厚な造りのお品です。
 無垢材ならではの収縮などが見られる部分もありますが、それもまた味わいと思えるような魅力があります。
 アンティーク家具の中でもかなり古いお品であり、やはり特有の貫禄があるように思います。
 様々な彫刻を見る中で、くっきりと線の出たシャープさ、繊細な緻密さ、彫りの深さなどが職人の技術の高さやそれだけ手間を惜しまなかった表れであると思うのですが、それらとはまた違う魅力の要素がある彫刻だと思います。
 これくらいの年代のお品になると独特の柔らかさがあるように思います。
 カラーで精密な写真に対して、古い白黒写真に感じる魅力のような感じでしょうかね。
 私の言語化能力の問題かもしれませんが、なんとも言えない魅力があるように思います。
 デスク天板の周囲に施された半円が連続した彫刻などにも独特の魅力を感じます。
 古いアンティーク家具の魅力は言葉や写真だけではなかなか伝えるのが難しい、永い年月の流れを感じさせるなにかがあるように思います。
 
 グリーンマン以外の彫刻のデザインも秀逸だと思います。
 特に印象的なのは引き出しの部分ですね。
 内向きに丸まった枝先と、外側に広がった葉とを交互に描き、最下段では全体をまとめるように上向きに大きく広がっています。
 再生・循環を表すグリーンマンを大きな円で包むような構図そのものにも意味を感じてしまいますね。
 
 デスクを支えるアーム部(横柱)は手動で引き出すタイプになります。
 イギリスアンティーク家具のライティングビューローではデスク扉の開閉に連動する金具がつけられ、デスクを支えるアームが自動的に出てくるタイプが多いです。
 年代的な理由もあるかと思いますが、それとは別にデスク内を広く使えたり、構造としてシンプルにできるというメリットがあると思います。
 頻繁に開閉されないのであれば、こうした構造の方が良いのかなと思います。
 
 全体にニスの上塗りがされていて、ツヤのあるきれいな印象です。
 デスクレザーは張り替えております。
 デスクアーム部分の取っ手はアンティーク調の取っ手に付け替えております。
 デスクレザーの欠損によりデスク部に少しの段差、左後ろ足先にカケがありますのでお写真でご確認ください。
 
 
 |              | 送料例 |  |  
送料区分:Dランク (家財便)開梱設置・梱包資材の処分を含む配送方法です。
 
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            | 安心のメンテナンス |  
       |   当店ではご注文後に商品のお手入れしております。ぐらつきがないか、引き出しや扉の開閉チェックなど、経験豊富なアンティークのプロが丁寧にメンテナンスします。
 お掃除やワックスがけ、足裏フェルトの貼りつけまで行いますので、受け取ったその日からお使いいただけます。
 再販売されるようなプロの業者様も納得のメンテナンスですので、実用面でも安心してお使いいただけますよ。
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       | お問い合わせ先・ショールーム |  
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 営業時間:10:00-17:00
 定休日:毎週木曜日
 
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グリーンマンが宿る、1880年頃ダークカラーライティングビューロー 55384
商品番号 55384
市場参考上代248,000円
業販価格168,000円(税込)