ブランケットボックスやシュバルミラーなど

アンティーク家具独自とも言えるでしょうか

コファー(ブランケットボックス)やシュバルミラー(全身鏡・姿見鏡)などの小型とは言えないながらもジャンル分けしづらい家具をご紹介するコーナーです。あまり耳慣れない名前の家具たちかもしれませんね。家具の中にはかなり用途が絞り込まれたものもありますが、そうしたものの一つと言えます。決して数が多いわけではなく、一回の買い付けで数千点のアイテムを見る中からで値段とクオリティ的に満足できるものはわずかと言えます。その中で元々の絶対数が少ないこれらのお品は本当に見つけづらくもあり、見つけたときの喜びはアンティークハンティングの醍醐味ともいえます。

コファー(ブランケットボックス)

コファーは子供部屋の収納などにも人気で、天板が無垢のタイプであればちょっとしたベンチ代わりとして使えるものもあります。そうしたことからお玄関用にお探しの方も少なくありません。仕切りなどがなく、さっと入れ込んでしまえるので日常的に取り出したりすることが多いもの等の収納に向いているかもしれませんね。箱型のシンプルなレイアウトであるがゆえに前面や天板などの彫刻に目が行きやすく、彫刻の美しさを感じやすいかもしれません。非常に大きなものから小ぶりなものまでサイズも多様です。

シュバルミラー(姿見鏡・全身鏡)

シュバルミラーはアパレルショップなどの店舗什器として人気です。ビクトリアンスタイルのマホガニー材の流麗なものやオーク材の素朴な雰囲気のもの、ミラー部分にも枠ありタイプとなしタイプがあります。もともと数は少なく納得のデザインのものとなるとなかなか買い付けることができませんが、それだけにどれも自慢のお品といえます。こうした小物使いにこそセンスが問われるのではないでしょうか。