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スピニングチェア

イギリス

オーク材

1900年頃

横幅：32cm　奥行：42cm　高さ：102cm(座面高38cm)

背もたれの構造が特徴的なスピニングチェア（スピナーズチェア）です。
スピニングチェアとはもともと糸紡ぎをするためのお椅子なのだそうです。
糸紡ぎの作業時に肘が当たらないよう背もたれが細くなっているのが大きな特徴と言えます。
背もたれというよりはスツールに飾りとしてつけられているような感じだと思います。
この飾り部分などの彫刻やデザイン性に個性があり、それぞれに魅力を感じるお品です。

背もたれの彫刻はナイト(騎士)、座面部分はドラゴンが描かれています。
騎士の彫刻がされた家具は数年に1度見るくらいでしょうか、それだけでも珍しいのですが騎士の全身が描かれているのは大変珍しいところです。
今まで見てきた騎士の彫刻も、ほとんどのものが騎士の顔部分だけであったと思います。
間違いなく希少で、興味深いデザインです。
騎士を囲うように彫られた枝木も非常に印象的です。
ハート型の透かし彫りは、スピニングチェアに時折みられるもので、年代が古ければ古いほど透かし彫りがされている確率が高い気がします。

座面部分のドラゴンは翼がついているのでシノワズリなどの東洋の影響ではなく、西洋のドラゴンなのでしょうね。
こうした彫刻はスコットランドなどのイギリスでも北部で見ることが多いです。
何ともアンティーク家具らしいモチーフですよね。
チェアとしては高額ではありますが、この素晴らしさに思わず買い付けてきたお品になります。
もはやチェアの形をしているだけで、芸術品と呼んでいい存在だと思います。
まさにコレクションしておきたくなるような特別な椅子です。
まさに唯一無二のアンティーク家具ですので、気になる方はお早めにご検討くださいね。

構造的なグラつきがあります。
座の後ろ側びひび割れ、所々にニスハゲがありますのでお写真でご確認ください。

送料区分：宅配便 大
送料：全国3,240円(北海道・沖縄7,560円)

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ぐらつきがないか、引き出しや扉の開閉チェックなど、経験豊富なアンティークのプロが丁寧にメンテナンスします。
お掃除やワックスがけ、足裏フェルトの貼りつけまで行いますので、受け取ったその日からお使いいただけます。
再販売されるようなプロの業者様も納得のメンテナンスですので、実用面でも安心してお使いいただけますよ。

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