天板下の幕板部分にも装飾性があるところが印象的なオケージョナルテーブルです。
曲線になっている部分があることで幕板自体の高さ(厚み?)がある点も、他のオケージョナルテーブルと比べて印象を変えていると思います。
さりげなくもこだわりを感じる、イギリスアンティーク家具らしいお品だと思います。
オケージョナルテーブルは比較的小ぶりなサイドテーブルで、その中でも天板高70cm前後、これくらいのサイズ感のものを当店ではそのように呼んでおります。
イギリスアンティークのサイドテーブルとしては、一つの定番と言えるものです。
ツイストレッグが多く、ボビンレッグなどの挽き物(ウッドターニング)の脚に、円形や楕円形、正方形や長方形など様々な天板形状とデザインがあります。
特に明確な使用用途があって作られたものではなく、使われる方によってさまざまな用途に使っていただけます。
飾り台や電話台、ティーテーブルなどに使われる方が多いでしょうかね。
ツイストレッグはアンティーク家具では定番と言えるデザインです。
ツイストはバーリーシュガーツイストと呼ばれ、大麦の糖をねじったようなお菓子が名前の由来と言われています。
日本では挽物(ひきもの)や木ろくろなどと呼ばれ、現地ではウッドターニング呼ばれる、木材を回転させて、そこにノミのような刃物を当てて彫る技法です。
ツイストはウッドターニングの中でももっとも有名ともいえるデザインです。
時代によって様々なターニングのデザインが生み出され、アンティーク家具のデザインに多様性を与えてくれました。
こうして回転させて加工する技術自体は、古代エジプトまでさかのぼるとか。
アンティーク家具らしさを感じるデザインですね。
定番だからこその見比べる楽しみがあるように思います。
ツイストのネジネジもタオルを絞ったような太いものや紙をねじったときのような細いもの、同じような長さでもねじが巻かれている回数も異なる場合があります。
天板のフリフリも同様で、平面の天板からの段差の部分が垂直に近いものからなだらかに下るもの、その角度などにも様々あります。
フリフリの波長も規則的なものや強弱がつけられているもの、波の繰り返しの長短などもありますかね。
すごく小さいことのようですが、見比べると意外なほど印象が変わってくるように思います。
ぜひお気に入りを見つけてくださいね。
この品の場合は、垂直寄りに落ち込んで、フリフリは強弱のあるタイプ、最後のふちに所は薄くなって終わっているタイプのフリフリということになりますかね。
最後に薄くなって張り出しているところが特に特徴的だと思います。
一度見比べてみてくださいね。
天板にニスムラとわずかな反りがありますのでお写真でご確認ください。
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