イギリスアンティークサザーランドテーブルをお出迎えしていただきましたH様より、素敵なお写真をいただきましたのでご紹介です。
今回は店頭にお越しいただきいくつかのゲートレッグテーブルの中からこちらのテーブルをお選びいただきました。
ゲートレッグテーブルとサザーランドテーブル、基本的には同じような折りたたみ式のサイドテーブルなのですが、ゲートレッグテーブルに比べて薄型に折りたためるのがサザーランドテーブルです。

サザーランドテーブルは、19世紀末頃・ビクトリア期にサザーランド侯爵夫人が作らせたのが始まりだとか。
お皿などを置くサービングテーブルとして作られたようですが、朝食やティータイムでも使われるようになります。
類似の家具にゲートレッグテーブルがありますが、サザーランドテーブルは拡張天板支える脚の下側のストレッチャー(脚と脚をつなぐ横木)がなく、足先にキャスターが付いていることが多いですかね。
ビクトリアンの華麗なデザインやエドワーディアンのすっきりとしたデザインを見ることが多く、ツイストが使われることの多いゲートレッグテーブルとはデザイン傾向としても異なります。
脚部分の華麗なデザインや天板の美しい杢目など、ここまでデザイン性の高いサザーランドテーブルはずっと探し続けていましたが、見つけられたのは10年ぶりくらいになるかもしれません。
天板はウォールナット材のバール杢という希少な杢目を貼り合わせたものになります。
アンティーク家具らしい華やかさの中にも上品さがって美しいですよね。
かっこいいチェアと合わせていただき、お部屋にもすごく馴染んでくれていますね。
とっても素敵なお家に当店のアンティークを取り入れて頂けて光栄です。
快くお写真をお送りいただきましたH様、改めましてありがとうございました!